リフモの曲げ試験
前回ご紹介した、「リフモのたわみ」と関連して、リフモの各厚みの曲げ試験を
兵庫県立工業技術センターにて計測してみました。
試験内容:各厚みのリフモ10×100mmサイズを各10本(縦方向×5本、横方向×5本)と
同じ厚みで密度が異なるリフモ10×100mmサイズを各10本(縦方向×5本、横方向×5本)用意し、
最大荷重を計測
結果、以下の通りでした。
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傾向として、
同程度の密度であれば厚みが増すごとに曲げ強度が増す(青色線)
同じ厚み・サイズであれば密度が高くなるほど強度が増す(赤色線)
ようです。
リフモは木材のような繊維方向がないので、縦と横で強度に大きな違いはありませんでした。
3mm厚は薄いので加熱・加圧成形時に熱が伝わりやすく、12mm厚などよりも樹脂っぽい硬い仕上がりになりますが
今回の試験で数値としても硬い事がわかりました。
また、前回「たわみについて」で『8mm厚<12mm厚<9mm厚ハードの順にたわみにくかった』と
お伝えしましたが曲げ強度の数値を比較しても、「8mm厚<12mm厚<9mm厚ハード」のようです。